創業時には様々な助成金が気になります。
「あんな助成金もこんな助成金もある」と情報が入ってくると思います。
私たちのお客様ではないのですが、助成金がもらえるのならと自社から見ると高額な設備投資をしたり、無理な雇用をしたりという会社がありました。
助成金と銀行融資ありきで人を採用し、パソコンやきれいなデスク・事務椅子も立派なものを購入していました。
「助成金の対象になるなら買った方がいいでしょ」と立派な備品を次々購入していたのを覚えています。
銀行借入と助成金を当てにして多額の設備投資をしたんです。
でも、助成金をもらっても本来の売上は増えないのです。
「助成金をもらえる=お得」・「助成金をもらわない=損」という考えが出てくると、本当の事業に対する考えが甘くなります。
その結果、人生自体をゆがめてしまうことになることもあります。
後日、その会社のことを聞くことがあり驚きました。
その会社は倒産したそうです。
助成金は「本来の事業計画に合致する場合」に申請するもの
助成金を提案してくれる方はその助成金をもらうメリットを説明してきます。
確かに同じことをするのであれば、助成金があったほうが助かります。
「助成金をもらえるからやる」のではなく「計画実行をするのに助成金をもらう」という流れにしましょう。
千葉税理士事務所のプレミアム創業が選ばれる理由
私たちは「お客様の経営」という観点で物事を考えています。
「助成金がもらえるからやる」という前のめりになったときにも、私たちは会社のお金の状況・目指す損益から「本当にやるべきか」を考えていただいています。
特に創業時にはたくさんのことにお金が出ていきます。
あれも・これもあったほうが良いと感じてしまいます。
その結果、本当に大切な運転資金を使ってしまうことが起こります。
創業時から冷静に経営に取組みたいという方から選ばれています。
相談電話:011-858-7007