創業時に「数字に強い経営者」VS「数字に弱い経営者」

札幌市白石区の創業・起業の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。

創業・起業をしようとする方にとって最初の関門は「創業融資の創業計画書」になります。

すべて自己資金だけで起業できる場合は必要のないものですが、借入を活用しながら起業する方にとっては創業計画書の作成で数字で考えるということが訪れます。

1.創業段階で自己資金だけで起業する割合は7割以上

日本政策金融公庫の資料(2022年度起業と起業意識に関する調査)によると、自己資金だけで起業する方の7割以上が自己資金だけで起業しているそうです。

同一の資料をみていくと、起業費用が100万円未満で71.5%となっていることから少額の起業が多く、自己資金だけでまかなえる程度の企業が多いということなのではないかと思います。

起業している方の年齢分布は40歳代までで77.5%ですから、20代~40代の創業という方が多いのが現状です。

起業にあたって融資を受けなくてもしっかりと事業がうまく回ることは良いことだと思います。

ただ、日々の売上を上げて、請求がきたら支払いをしていくというだけの起業になりがちかもしれません。

創業融資を受けていこうという場合には、創業計画書の作成と向き合うことで「数字で事業を考える」という強制イベントが発生します。

また、資金調達をして事業を維持していくためには、より大きな売上・利益を作らなければ事業が回らないということにもつながります。

そういった意味でも感覚だけの経営ではなく、数字から物事を考える経営が必須となります。

2.「数字に弱い経営者」と「数字に強い経営者」の違いとは

私自身が起業したときに「税理士なんだから数字に強いですよね」といわれたことがあります。

一般的に「税理士=数字に強い」というように見えているようですが、私自身に関してはそんなことはありませんでした。

おそらくですが、経営者の方にとっての「数字に強い」というのは難しい経営指標なんかも計算できちゃう人ということのようでした。

当時の自分はそんな難しい経営指標なんてわかりませんでした。

確かに会計の決算書や試算表の数字をもとに算式が書かれていて、それで計算したものが経営指標になっています。

決算書や試算表を作ることができるのだから「数字に強い」と考えられてしまったのだと思います。

話が脱線してしまいましたが、経理ができるというのと経営の数字に強いということは全くつながっていないということをお話ししたかったのです。

「数字に弱い経営者」と「数字に強い経営者」の違いは次の通りです。

数字に弱い経営者

×会社の売上・経費・利益に興味がない

×数字に対する苦手意識が強すぎる

×数字の読み方・使い方を教えてくれる人がいない

×ケチ(悪い意味でコスト意識が高い)

数字に強い経営者

〇経営に使う数字はシンプルなものだと知っている

〇会社の売上・利益などに興味がある

〇経営数字につよい税理士さんと付き合っている

〇経営に対する投資意識がある

この数字に強い・弱いの差は「どうやって成長していくか」という考え方に影響します。

数字に弱い経営者は目先のことしか考えません。

一番目の前の今日明日のこと、今月末のことだけを心配しています。

「今月の仕事が終わったらそのあと仕事がないからどうしよう」と考えています。

忙しくなると「忙しいからこれが終わったらゆっくりしよう」と考えてしまいます。

仕事があると忙しくて動けなくなり、仕事が暇になると不安だけども動けないということを繰返します。

その結果、他社に比べて事業の成長が遅くなってしまいます。

でも仕方ないことなのかもしれません。

経営を楽しんでいないからです。

数字に強い経営者はどうしたら数字がこう変わるということを意識して楽しんでいます。

社長が事業に対して楽しくなければ、勤務時代よりもお金のストレスが増えるだけです。

自分の会社や自分の生活がどれくらい良くなるのかを考えるのも、実は数字で考えられるのです。

これくらいの家に住んで、これくらいの車を買って、年に数回旅行に行く生活をしたいとします。

すると、これは1年間に必要なお金を計算できるわけです。

それを自分のお給料や事業利益で出すわけですから、どれだけの売上を頑張らなければならないかが具体的に見えます。

これをどうやって達成するのかでやることが決まるわけです。

数字に弱い経営者はイメージを思い浮かべても、すぐに「無理だな」とあきらめてしまう癖がついているのです。

3.数字に強い経営者になるためには

数字に強い経営者になるためには、経営に力を入れている税理士さんと付き合うことが一番良いと思います。

理由は次の通りです。

①税理士さんに顧問をお願いするなら「経営に強い税理士」の方がお得

②定期的に面談をすることができるから

③金融機関対応を意識した決算書作成もしてもらえるから

法人の場合、税理士さんに依頼している割合は約9割弱です。

法人で起業する場合、基本的に顧問税理士さんをつけることになると思います。

税理士さんをお願いするのであれば、経営に強い税理士さんを探した方がお得です。

それは打合せの時間も料金面でもお得です。

あなたが思っている税理士顧問料よりは高く感じるかもしれませんが、大抵の場合はメリットがあります。

経営に強い税理士さんは、「どうやって売上を上げていくべきか」や「資金繰りが良くなる契約の仕方」なども併せて話してくれます。

いざという時の金融機関対応で必要な書類・対応までスムーズに手伝ってくれます。

ただの、経理外注や決算申告だけの存在と思っていたら大損をしています。

専門の経営コンサルタントに依頼するのであれば、毎月数十万というお金がかかることもあると思いますが、税理士さんの場合には5万~10万代程度で済みます。

数字を作るだけでなく数字の読み方・作り方を教えてくれる方と付き合うことであなたの会社も数字に強くなれます。

私たちもお客様に「数字の読み方・使い方・作り方」を意識してお話ししております。

もしも、会社の財務を改善したい・売上を伸ばしたいという方がいらっしゃったら今すぐご相談ください。

相談電話:011-858-7007

 

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